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コラム

公開日 2026.05.22 更新日 2026.05.22

訪問看護の利用条件とは?医療保険と介護保険の違いや費用を徹底解説!

訪問看護を利用したいと思っても、対象者の条件や使える保険、費用の仕組みが複雑で、どこから確認すればよいか迷いやすいものです。
介護保険と医療保険の優先順位、自費サービスの位置づけ、訪問回数や自己負担の考え方も事前に押さえておきたいポイントです。

この記事では、訪問看護の利用条件から費用、利用開始までの流れまでを整理し、制度の全体像を分かりやすく解説します。
訪問看護の利用について悩んでいる方が安心してサービスを選べるよう丁寧に解説していますので、ぜひ参考にしてください。

目次

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訪問看護の利用条件とは?対象者とサービス内容

訪問看護は、在宅療養中の医療的ケアや生活支援を受けるための仕組みです。
年齢や病状、使う保険によって条件や内容が異なるため、制度の全体像を先に知っておくことが大切です。

ここでは、訪問介護の利用条件や対象者、主なサービス内容を見ていきましょう。

訪問看護で提供される主なケア・サポート内容

訪問看護の主な内容は、点滴や注射、傷の処置、服薬管理などの医療的ケアです。
また、体調チェックや、食事・排せつなど日常生活の介助も含まれます。

さらに、リハビリやご家族への助言、精神的なサポートなど、一人ひとりの生活に寄り添った支援が可能です。
生活全体を支えるのが特徴であり、自宅で療養を続けたい方の心強い支えになるはずです。
できることの幅を知っておけば、依頼のイメージも持ちやすくなるでしょう。

サービスを利用できる基本的な対象者

訪問看護の基本的な対象者は、自宅や施設で療養しながら、医療的ケアや生活支援を必要とする方が中心です。
利用するには、主治医が訪問看護の必要性を認めていることが前提になります。

主に高齢者や慢性疾患などで医師の管理下にある方、退院後の在宅療養が必要な方などです。
さらに、小児、難病の方なども含まれ、利用条件や適用保険は年齢や病状によって変わります。

まずは訪問看護の対象になるかを確認することが、制度理解の第一歩といえるでしょう。

訪問看護で使える介護保険・医療保険と自費サービス

訪問看護は、介護保険・医療保険が中心であり、加えて事業者との個別契約による自費サービスがあります。
選ぶ制度によって費用や回数、受けられる内容が変わるため、それぞれの違いを整理しておくことが欠かせません。

ここでは、介護保険・医療保険・自費、それぞれの特徴を見ていきましょう。

原則として適用される「介護保険」

65歳以上で要介護・要支援認定を受けている方などは、原則として「介護保険」で訪問看護を利用します。
自己負担額は所得に応じて1〜3割で、費用を抑えながら必要な支援を受けやすい点が特徴です。

一方で、要介護認定を受けていない場合や認定更新を忘れていると、訪問看護を介護保険で利用できない場合があるため注意が必要です。
事前に市区町村や担当のケアマネジャーへ状況を確認しておくことが、導入後の負担軽減にもつながります。

特定の条件で適用される「医療保険」

訪問看護を「医療保険」で利用できるのは、特定の条件を満たした場合に限られます。
例えば40歳未満の方や、要介護認定の対象外でも医師が必要と判断した方などが主な対象です。
また、特定の疾患や状態に当てはまる場合は、介護保険の対象者でも医療保険が優先されることがあります。

適用区分は年齢だけで決まるとは限らず、病状や指示内容によって扱いが変わる点にも注意が必要です。
主治医やケアマネジャーに早めに確認しておきましょう。

保険適用外で制限なく利用できる「自費サービス」

訪問看護の自費サービスは、保険の対象外となる場合でも利用しやすく、回数や時間、内容を比較的柔軟に組み立てられる点が魅力です。
例えば、夜間や休日の対応、保険外の見守り、外出同行など、保険で足りない部分を補いたい時にも役立ちます。

使い勝手がいい反面、費用は全額自己負担となるため、必要性と予算の両面から検討することが大切です。
また、事業所ごとに料金体系や適応範囲が異なるため、契約前に内容を確認しておくとよいでしょう。

医療保険と介護保険の違いと優先順位

訪問看護では、医療保険と介護保険のどちらが適用されるかで、利用条件や進め方が変わります。
年齢や認定状況、病状によって扱いが分かれるため、先に全体像をつかんでおくと判断しやすくなります。

ここでは、医療保険と介護保険の違いと優先順位を見ていきましょう。

基本的には介護保険による利用が優先される

訪問看護を利用する際は、原則として介護保険が優先される仕組みです。
要介護認定を受けている方が65歳以上、または40歳以上で特定の病気を持つ場合、まず介護保険を使ってサービスを受けることが定められているためです。

医療的ケアが必要でも、まず介護保険の対象かを確かめる流れになるため、年齢区分と認定状況を先に把握することが重要です。

医療保険が優先される疾患と状態

がん末期や難病、急性増悪期の状態など、特定の重い病気や急変時には介護保険の対象者でも医療保険での訪問看護が優先されることがあります。
こうした状態では通常の介護保険の枠だけでは十分な看護が受けられないことが多く、医療保険による集中的な看護や頻回の訪問、手厚いサポートが求められます。

主治医に病状と適用区分を具体的に確認し、現時点でどちらが優先されるのかを早めに整理しておくと安心です。

介護保険と医療保険を同時に併用することは可能?

訪問看護は、介護保険と医療保険を同じ内容に対して同時に使うことは原則できません。
基本は介護保険を優先し、一定の疾患や急性増悪など医療保険の条件を満たす場合に切り替えて利用します。

どちらが適切か迷うときは主治医やケアマネジャーに相談し、現在の病状と制度上の扱いを確認する必要があります。
申請時の混乱や認識違いを防ぐためにも、二重利用できない点を押さえておきましょう。

介護保険で訪問看護を利用する際の条件と制限

介護保険で訪問看護を利用するには、年齢や要介護認定、原因となる病気などの条件を満たす必要があります。
利用できても回数や時間はケアプランに沿って決まるため、事前に仕組みを理解しておくことが大切です。

ここでは、介護保険の対象条件と利用回数の考え方を見ていきましょう。

要介護・要支援認定と年齢に関する条件(特定疾病)

介護保険で訪問看護を利用するには、要介護認定または要支援認定を受けていることが前提です。
65歳以上は原因疾患を問わず対象になり得ますが、40〜64歳では特定疾病が原因で介護が必要と認められた場合に限られます。

年齢だけで判断すると見落としが生じやすいため、市区町村の窓口やケアマネジャーに早めに相談しましょう。
必要書類や申請条件を明確にしておくと手続きが進めやすくなります。

介護保険で利用できる訪問回数や時間の目安

介護保険での訪問回数や利用時間は一律ではなく、要介護度やケアプランの内容に応じて決まります。
時間区分ごとの単位設定があり、必要性に応じて回数が組まれますが、無制限に増やせるわけではありません。

区分支給限度基準額を超えると自己負担が増えるため、利用目安を事前に確認しながら、必要な看護内容に合わせて計画を調整していくことが現実的です。

医療保険で訪問看護を利用する際の条件と制限

医療保険で訪問看護を利用するのは、介護保険の対象外の方や、より医療的な管理が必要な場合が多いです。
訪問回数や利用時間には基本ルールがありますが、病状によっては例外的な扱いが認められることもあります。

ここでは、医療保険適応時の制限と、代表的な例外ケースを見ていきましょう。

医療保険適用時の週の訪問回数と利用時間

医療保険による訪問看護は、原則として週3回までが基本ですが、病状や医師の指示内容によっては週4回以上が認められる場合もあります。
1回ごとの訪問時間は状態やケア内容に応じて決まるため、必ずしも一律ではありません。

頻回の訪問が必要だと感じるときは、主治医に症状や生活上の困りごとを具体的に伝えましょう。
必要な指示内容を早めに確認しておくことが大切です。

利用制限が解除される「特別訪問看護指示書」の条件

「特別訪問看護指示書」とは、病状の急変や退院直後など、一時的に手厚い看護が必要と医師が判断した際に発行される書類です。
これにより通常の回数制限を超えた訪問や、1日に複数回の対応が認められる場合があります。

有効期間は原則14日間のため、状態変化があれば早めに医師へ伝え、必要時に使える条件を把握し、早めに対応しましょう。

精神科訪問看護を利用する場合の対象者と条件

精神科訪問看護は、精神疾患などによって日常生活に支障があり、医師が必要と判断した方を対象に提供されます。
対象には統合失調症やうつ病、依存症などが含まれ、年齢だけで一律に区切られるわけではありません。

利用には「訪問看護指示書」が必要となるため、生活上の困りごとや症状の変化を主治医へ具体的に伝え、確認することが適切に利用するための出発点になります。

訪問看護の利用にかかる費用相場と自己負担割合

訪問看護を利用する際に気になるのが、実際にかかる費用や自己負担の割合です。
介護保険と医療保険では、利用条件だけでなく料金の考え方も異なり、負担を抑えるための制度も用意されています。

ここでは、訪問看護の費用の仕組みと軽減策を見ていきましょう。

介護保険適用時の料金の仕組みと自己負担額

介護保険で訪問看護を利用する場合、自己負担は原則1割で、所得に応じて2割または3割になる仕組みです。
訪問看護1回あたりの基本料金が5,000円の場合、自己負担は500円から1,500円程度です。
実際の支払い額は訪問回数や時間、加算の有無で変わりますが、保険を使うことで負担は抑えやすくなります。

想定外の出費を避けるには、契約前に基本料金と加算項目の内訳まで確認しておくとよいでしょう。
月額の目安をつかんでおくことで利用後の不安も軽減され、継続のしやすさにもつながります。

医療保険適用時の料金の仕組みと自己負担額

医療保険で訪問看護を利用する場合は、年齢や所得区分に応じて1〜3割の自己負担となり、料金の考え方は介護保険と異なります。
医療保険適用時の料金は、訪問時間や内容によって異なり、1回あたりおよそ5,000円から10,000円程度が目安です。
訪問時間や処置内容、交通費の有無で支払い額が変わるため、総額が見えにくいと感じるケースも少なくありません。

月ごとの負担が気になる場合は、高額療養費制度も含めて事前に確認し、何が保険対象で何が別料金かを押さえておくと、判断しやすくなります。

高額療養費制度や医療費控除などの負担軽減措置

訪問看護の費用負担を抑えるためには、使える制度も先に知っておきたいところです。
高額療養費制度や高額介護サービス費を活用すると、1か月の自己負担が一定額を超えた場合に払い戻しの対象となることがあります。
例えば70歳未満の方で一般的な所得であれば、自己負担の上限は約8万円程度となります。

さらに、年間の医療費が基準を超えると、医療費控除によって税負担の軽減につながる可能性もあります。
後で慌てないよう、領収書や明細を保管し、申請時期や必要書類も早めに把握しておくことが、継続利用の支えになるでしょう。

訪問看護の利用を開始するまでの具体的な流れ

訪問看護を始めるには、主治医への相談、事業所選び、面談、契約といった流れを順に進める必要があります。
事前に全体像を把握しておくと準備や連絡が滞りにくくなります。

ここでは、訪問看護の利用開始までの具体的な流れを見ていきましょう。

主治医への相談と「訪問看護指示書」の依頼

訪問看護を利用するには、まず主治医へ相談し「訪問看護指示書」を作成してもらうことが必要です。
この指示書には患者さんの状態や必要なケア内容、訪問頻度の考え方が具体的に記載されるため、すぐに利用できます。

迷っている段階でも遠慮をせずに、体調や生活上の困りごとや受けたい支援を率直に伝えると、判断材料が増え入後の行き違いも防ぎやすくなります。

ニーズに合った訪問看護ステーションの選び方

訪問看護ステーションを選ぶ際は、対応エリアや営業時間に加え、医療処置、リハビリ、精神科などの得意分野を確認することも重要なポイントです。
24時間対応の有無や緊急時の連絡体制、相談のしやすさも、満足度に直結します。

候補が複数ある場合は、説明の分かりやすさや対応姿勢まで比べると、信頼できる事業所を選びやすくなります。
見学や事前相談の機会があれば積極的に活用したいところです。

面談と契約・サービス利用開始までの手順

利用前には担当者との面談が行われ、生活状況や希望するケア、訪問時間帯、費用負担などを確認したうえで契約へ進みます。
内容を十分に理解しないまま手続きを進めると、開始後の認識違いにつながるおそれがあるため、疑問点はその場で確認しておくと安心です。

契約後の流れや初回訪問日、連絡方法まで共有しておくと、利用開始後も落ち着いて対応しやすくなるでしょう。

まとめ:訪問看護の利用条件と費用を正しく理解しよう

訪問看護は、対象者の条件や使える保険、費用負担の仕組みを正しく理解しておくことで、必要な支援を受けやすくなります。
特に介護保険と医療保険は優先順位や適用条件が異なるため、自己判断だけで進めず、主治医やケアマネジャー、訪問看護ステーションに確認しながら整理することが大切です。

サービス内容や利用開始までの流れもあわせて把握しておけば、準備の行き違いを防ぎやすくなります。
制度の違いを押さえたうえで、自分や家族の状況に合う利用方法を選んでいきましょう。

訪問看護の利用条件や保険の違い、費用の考え方は分かりにくいものです。
GREEN APPLE訪問看護ステーションでは、主治医の指示のもと、在宅療養に必要な訪問看護を提供しています。

訪問看護の利用を検討している方へ。
対象条件や保険の整理、利用開始までの流れを丁寧にご案内いたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせは下記より受付しています。

WEB:公式サイト「お問い合わせ」より
電話:06-6105-5445(受付時間 9:00~17:00)
LINE:公式LINEより(24時間受付中)

監修者

和田 美樹

和田 美樹

GREEN APPLE訪問看護ステーション/管理者

<資格>

看護師、メディカルアロマセラピスト

<略歴>

10年急性期病棟で勤務したのち訪問看護で経験を積み2024年に開業。 『心身共に健康』『個別性を考えたケア』をポリシーに、通常の訪問看護に加え、 メディカルアロマセラピストによるアロマを使用したケアの提供を行っている。

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